アトーニー
アトーニーとは日本でいう弁護士に近いもので、アメリカで司法試験を合格した者のことである。アトーニーになるには、まず四年制大学を卒業してからロースクールに合格し、3年間通ったのちに州ごとの司法試験を受けなければならない。しかし、ロースクールは合格難易度が高いうえ、入学後の勉強も難しく卒業がとてつもなく厳しい。その代わり、卒業さえできれば司法試験はほとんど合格することができる。また、司法試験は州ごとに行われており、試験に合格してもその州のアトーニーにしかなれない。その為、複数の州で司法試験を受けて、州をまたがって免許を取る人が多い。 州のアトーニーになると、その州の弁護士になることができ、判事や検事になることもできる。
メディカルスクール
アメリカでは、アトーニーになるためにロースクールで学ばなければならないが、医師になる場合も四年制大学卒業後にメディカルスクールで学ぶ必要がある。アトーニーや医師になるのに、四年制大学卒業後にスクールに通うという制度は、大学在学中に自分のなるべき職業を探せるように配慮したものである。