アメリカ人の戦後
日本人が戦後と聞くと、「第二次世界大戦」後のことを思い浮かべるが、アメリカ人が戦後というときは1865年に終戦した「南北戦争」後のことを指すのが一般的である。南北戦争はアメリカ南部とアメリカ北部が争った内戦であり、4年にわたって続いた戦争により53万人もの国民が亡くなった。 現在でも南北戦争で別れた南部の地域に住む人は、南部の誇りのようなものを持っており、北部との軋轢が残ったままである。このように南北戦争は、アメリカ人にとっていまだ大きな分け目になった戦争なのである。
アメリカの公用語
アメリカでは大多数の人が英語を第一言語としているが、アメリカに公用語は存在していない。それはアメリカの人口の15%程をしめる英語以外を第一言語とするアメリカ人が、英語の公用語化を反対しているからである。しかし、一方で州単位では英語の公用語化が進んでいたりする。